未解の謎
文書館が答えられない問いと、これまでに見つけたすべての手がかり。証言は食い違うが、文書館はそのすべてを記録する。
天の傷痕とは何か。なぜ冬になると輝きを増すのか。
- 第0日 記録によれば、聖歌師アンセルム・ヴェイが三十年にわたって慎重に行った天の傷痕の測定記録は、289 AS年に第七の環によって没収され、その後ヴェイは何も発表しなかった。 天の傷痕
- 第1日 記録によれば、虚ろ者が遺物を見つけやすくなるのは冬で、そのとき天の傷痕が最も明るく燃える。学院はこの偶然について説明を拒んでいる。 灰術
- 第1日 聖歌隊は灰の司祭に追憶録を禁じ、供物として焼かれたすべての記憶を穀物の貢納のように割り当てて記録しているという噂がある。ただし何のためかは誰も説明しない。 蒼白の聖歌隊
- 第1日 イリスは聖歌隊の天の傷痕の測定を部外者に閉ざし、傷痕が明るくなる冬には礼拝を長引かせ、焼かれた記憶を受け取られた供物だと教える灰の司祭への誓約を増やした。 大聖歌長イリス七世
- 第1日 カッダンの年代記は虚ろ野を「何かがこちらを見返した場所」と呼び、従軍司祭の記録は天の傷痕の光に似た光が野へ引き下ろされたと述べる。大いなる燃焼が傷痕を通過したことと一致する。 メイラ・トー
讃歌大聖堂はなぜ崩れたのか。
- 第1日 ヘイルの記録によれば、大聖堂の聖歌隊は夜通し休みなく歌い続けており、生存者は崩壊の直前に歌声が大きく膨れ上がったことを覚えている。文書館はこれが裏付けのない証言であると注記している。 大分断
分断の冠の破片はどこにあるのか。
- 第1日 カルドメアの造幣所は今も「王冠が戻るまで」としてコーヴァン4世の顔が刻まれた貨幣を鋳造している。文書館は強調せずに、古いヴァロウの貨幣のいくつかは合金に幸運の石を入れていたとして、とうの昔に回収されたと記している。 カルドメア
- 第2日 マロリーの請求書は「何よりも王冠金属」を求め、その冠の者たちの協力者はグラスメア街道の古い地図を買っている。文書館は、破片のひとつは何であるかを知らない者の手中にあるかもしれないと示唆している。 マロリーの報奨
- 第2日 疫病の年に安く買われ、スル川北岸のある家が「幸運のために」保管していた、加工されていない灰色の石がガラス切りに使えた。これが288 AS年にサヴェラの蔵を通過したことは、分断の冠の破片ひとつが、小さなヴァロウの一族のもとで未確認のまま眠っていることと一致する。 金細工師の帳簿
- 第3日 記録は、冠の中央にあったとされる灰色の石をめぐる論争を、288 AS年にスル川北岸のある家の家令に売られた、ガラス切り用の未加工の灰色の石と並べている。 分断の冠
- 第3日 モレルの代理人には、ガラスを切る未加工の灰色の石を見つけ次第報告するようにという常設の指示が与えられている。これこそが、大分断後288年にグレルがスル川北岸のある家へ売り渡した「幸運」の正確な描写である。 ルーカン・モレル
- 第3日 灰色の楕円形の石で、アヒルの卵のように滑らかであり、窓ガラスを切れるほど硬い。ソーンウィックの目立たない一族が、小麦粉の壺の中で何世代にもわたり「幸運の石」として大切に保管してきた。これは宝器目録に記された分断の冠の中央石の記述と、大分断後288年の『金細工師の帳簿』の記載に一致する。プラールはこの石を調べることを拒み、持ち主に報酬を払って石を持ち帰らせ、このことを誰にも話さないよう求めた。 公証人の夕べ
灰色の巡礼者とは何者か。なぜ影を落とさないのか。
イルムの階段を築いたのは誰か。どこへ通じているのか。
イルムはなぜ一夜にして溺れたのか。
まだ手がかりはない。
点灯者とは誰だったのか。
- 第1日 初期の灯守堂の注解のひとつは創設者を「すべてを捧げた彼女」と呼ぶが、後の写字生は「光を運んだ男」と文言を直している。 安らがぬ死者
- 第1日 フラフンヴィクの噂では、点灯者自身のランタンは今も燃えており、その記録板は空のままだという。他の灯守の記録はすべて満ちているのに、折りたたまれた紙は白紙のままだという。 灯守団
- 第1日 フラフンヴィクにある点灯者の創設記録には個人的な記憶が一切なく、年代記的な事実だけが記されている。まるで、その筆者が書かれた記憶だけが死者に持ち去られないものだと理解し、自分の記憶はどこにも残さなかったかのようだ。 カッラヴェスクの焼けた男
グラスメアの中心には何があるのか。
メイラ・トーが虚ろ野で行った作業は、実際には何をしたのか。誰もそれを描写できず、学院は灰術がそれほどの規模で働くことを否定しているというのに。
- 第1日 ここで初めて問われた。 メイラ・トー
カッラヴェスク上の丘の古い墓を開いたものは何か。冬が長くなるにつれて古い蜂起が増えているように見えるのはなぜか。
- 第1日 ここで初めて問われた。 カッラヴェスクの焼けた男
- 第1日 記録によれば、灰葬の習慣より古い古墳がハスクの高地の森で内側から開かれて発見されており、それは厳しい冬だけのことではない。 ハスク